■「ループ素材の利用」
今回はオーディオループ素材の利用について解説します。
こういうやつです↓
もちろん、このようなループ素材を利用せずに、打ち込みだけで制作する方も多いと思います。
例えば、どのような時に使うかと言うと、
○「ドラムを打ち込んでは見たけど、イマイチ迫力に欠けるなぁ」とか
○「今回の曲はドラムンベースのリズムを入れたいけど、どう打ち込んでいいか分からない・・」
というような場合に効果を発揮します。
まぁ、音楽制作においてのオプションの一つとして覚えておけば、役に立つ
時がくるかもしれませんので、覚えておいて損はないでしょう(^^)
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●「ドラムループ素材」
今回はドラムのループ素材を使う場合を説明します。
巷にはもちろんドラム以外にも、ギターのループや、ベースのループなども
あります。
ですが、これらの音程を持つ楽器の場合には(厳密にはドラムにも音程
はありますが・・・)、キーだとかコード進行に合わせたりしなけれ
ばいけないので、少し使いにくいのです。
ドラムのループ素材は基本的にテンポを合わせるだけで、自分の曲に取り込
めるので、初心者の方にも簡単に取り入れることができると思います。
サンプリングCDはいろいろありますが、プロサンプルズシリーズが有名です。
このシリーズは収録されている容量自体はあまり多くないのですが、
値段も手ごろで、質が高いのでおすすめです。
●「素材利用の手順」
手順としても難しいことはなく、サンプリングCDなどから使いたいループを
吟味してDAWソフトに取り込みます。
自分が制作している曲とループ素材のテンポが同じであればそのまま使えま
す。(素材のテンポは大体ファイル名に書いてあります。)
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そして、素材のテンポが違う場合には「タイムストレッチ」などのDAWソフ
トの機能を利用してテンポを合わせます。
●「テンポ変化による音質劣化」
ここで、注意しなければならないのが、テンポは変化させればさせるほど音
質が落ちるということです。
例えば、テンポが「100」のループ素材があったとして、これをテンポ「180」
の曲で使いたいと思ったとします。DAWソフトの「タイムストレッチ」によっ
て180にすることは可能ですが、とてもではないですが聴けたものではあり
ません(^^;
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あえて、効果を狙う場合には別ですが、実用性はほとんどないと言ってもい
いでしょう。
分かりやすく言えば、元の素材を無理やり伸ばしたり、縮めたりしてテンポ
を調節しているわけですから音質が悪くなるのも無理がありません。このテ
ンポ変化による音質劣化は、どんなに高価なソフトを使っても起こります。
ですから、なるべく素材のテンポに近いテンポで利用しましょう。
基本は、あまり変化させないということです。
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